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RPAというツールについて

Posted in RPA, and UiPath

Last updated on 2020年12月31日

RPAとRPGってなんかにてるニャ

全然違うんだけどね。。。

こんにちは、エピックです。

最近は働き方改革というワードとともに、RPAという言葉を耳にしたことはありませんか。

RPAを正式に表記すると、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)と書かれます。

日本語にすれば、ロボットによる業務の自動です。

日本では二年ほど前から急激にこのRPAという言葉が、ビジネスの世界に浸透してきたように思います。

その背景には、世間で必要以上に叫ばれている働き方改革の推進があることは想像に難くありません。

私は比較的に業務でこのRPAに携わることが多いので今回はこちらについて書いていきます。


RPAとは何ですか?

先ほども触れましたが、RPAとは Robotic Process Automation の略であり、頭文字をとってRPAといわれます。

Robot(ロボット)という単語が含まれていますが、物理的なロボットではなく、デジタルのソフトウェアロボットのことです。

RPAの役割(出来ること)は、人間の行なっているPC上での作業を代替することであり、みなさんがいつも作業で使っているデスクトップ上やサーバー上で動作します。

AI(人工知能)を備えなんでも自動化出来ると捉えてしまう方をいるようですが、RPAツールのベースにあるのはルールエンジンであり基本的にルールベースで解決可能な業務のみ自動化可能と捉えたほうが良いでしょう。

もし、ルールベースで解決出来ないような業務を自動化する際は別にAIを取り入れ組み合わせることで解決可能です。

RPAツールによっては、AIを内用しているもの・拡張機能が含めれているものもあります。


なぜ流行っているのか

少子高齢化による労働人口の減少、働き方改革(残業非推奨の動き)の推進等の社会的な背景とRPAのもつ開発の手軽さが流行の後押しとなっていると考えています。

RPAがの持つ手軽さとは、「開発敷居の低さ」「導入の容易さ」「コストの低さ」の3点があげられます。


開発敷居の低さ

従来の業務の効率化は、システム導入による自動化やIT部門の方がもつ専門的な技術を用いて行うことが全てでした。

それに引き換え、RPAはIT技術を持たない業務部門の作業員が自ら開発し自らの業務を自動化できるほど開発敷居が低くなっています。

基本的な開発手法は、予め定められた1アクション(クリック、書き込み 等)をブロックのようにつなげていくような形式となります。

そのため、プログラミングのような高度なスキルは必要としません。


導入の容易さ

RPAは、開発環境と実行ロボットから成り立つソフトウェアロボットです。

つまり、インストールすればすぐに使用することができ、システム開発のような前工程を必要としません。

効率化しようと何ヶ月も先の計画をするのではなく、すぐに始める手軽さがRPAには備わっています。


コストの低さ

RPAツールの価格は、ベンダーにもよりますが、デスクトップ型で50万〜100万円、サーバー型で200万〜1000万程度となります。

これを安いと捉えるか高いと捉えるかは、人によって異なりますが、従来のシステム導入と比較をすればその手軽さは明らかです。

また、導入後の効果は未知数であり、RPAの有スキル者が開発を行えばその効果はシステム導入の何倍にも有益となりえます。


RPAの動作

ここでRPAが業務自動化している動画を2つほど紹介します。



RPAの自動化技術

少しここで、RPAの技術要素に触れてみたいと思います。

さて、RPAはどのようにPC上の操作を自動化するのでしょうか。

その方法は、大きく3つに分類されます。

RPAツールを選定する際の一つの指標としてみてください。

  • 座標による認識:画面上のxy軸の位置で対象を認識
  • 画像による認識:画面上の画像で対象を認識
  • 構造による認識:画面上のアプリケーションの構造で対象を認識

この中で構造による認識がもっとも対象を正確に判断でき、実行時のエラーが少なくなります。

例えば、サイトの構造は一緒だが、実行するパソコンの解像度が違う場合、「画像による認識」「座標による認識」ではエラーとなってしまいます。



ツールを選定する際、自動化対象のアプリケーションを構造的に認識可能か事前に調査することは重要です。

RPAのタイプ

RPAにはデスクトップ型とサーバー型の2つのタイプがあります。

さらに、補足をすればサーバー型にも、ロボットの実行はデスクトップで行うもの・ロボットの実行もサーバー上で行うものの2つのタイプがあります。

しかし、最近はリモートワークの主流化の影響をうけてか、デスクトップ型のRPAを仮想サーバー上で運用するなど両者の明確な境はなくなってきていると感じています。


デスクトップ型

デスクトップ型とは、実際のPC端末上で動かすRPAを示します。

デスクトップRDA(ロボティック・デスクトップ・オートメーション)という言葉で表現されることもあります。

個人の端末で動くため、導入の際の障壁が低く、また導入コストも低く済みます。

導入のスピード感にも優れているため、お試しから実導入への移行をスムーズに行うことができます。

比較的小規模での導入・位置部門への導入などのケースやスモールスタートを行いたい方向けのタイプです。


サーバー型

個人の端末ではなく、サーバーに複数のロボットをインストールし、サーバー上でのロボットの実行・ロボットの集中的な管理を可能とします。

デスクトップ型に比べ、初期投資や導入障壁が高い一方で、ロボットの管理やユーザーの管理等ガバナンス面もサポートしています。

また、デスクトップ型からの拡張という意味でのサーバータイプも存在し、こちらはサーバー上でのロボット実行ではなく、端末でのロボット実行となります。



代表的なRPAツール

世の中には、様々なRPAツールがあります。

海外勢では、「Automation Anyware」「BluePrism」「UiPath」、国内勢では、「WinActor」「BizRobo」あたりが有名どころとなります。

RPAの導入では、最初のツール選択がもっとも重要となります。

例えば、コストを抑えて小さく始めたいという場合に、サーバータイプから入ってしまっては予算オーバーになりかねません。

逆に、集中管理をしたいんだけどという場合に、デスクトップ型を選んでしまってもダメでしょう。

またツールによっては、導入済みシステムとの相性が悪く自動化出来ないというケースもお聞きしています。

ある程度RPAツールの調査が完了したタイミングで、RPA導入をしている企業さんやベンダーさんにお問い合わせしてみることをおすすめします。



RPAに適した業務

RPAは「ルールベース」「繰り返し」「大量処理」を伴う業務に導入する際に最も効果を発揮します。

わかりやすい例でいれば、バックオフィスで行う「請求処理」「会計処理」ではないないでしょうか。

また、突発的に起こる大量データの繰り返し処理にも適しています。

大量のデータを処理しなければならなくなった場合、夜中にRPAを起動しておけば次の日の朝には終わってしまっていることでしょう。


RPAを導入するメリット

RPAを導入するメリットは何でしょうか。

ネット上でも、様々なメリットが挙げられていますが、集約すると3つに分けられると考えます。

  • 生産性の向上:作業スピードの向上、無駄な中間作業の排除、ストレスからの解放 等
  • 正確性の向上:計算間違いの排除、記入間違いの排除、プロセスの平準化 等
  • 無駄なコストの削減:無駄な作業への人員配置の削減、クリエイティブな業務へのシフト

ここで補足をしますが、「無駄なコストの削減」=「人の作業がなくなる」と考えてしまうことは誤りです。

正確にはそうではなく、人がやるべき仕事に集中できると解釈するべきです。

RPAは、AI(まだまだ人には遠い)とは違い、あくまでもルールベースの業務しか対応できません。

急にイレギュラーな業務が来ても対応できません。

ロボットで対応出来るような単純業務はロボットに担当させる。

複雑なプロセスが絡む業務は人が担当する。

このようにロボットと人が、業務を作業ベースで分担することでより効率的かつ正確な業務の遂行が可能となります。




とりあえず始めてみる

RPAの導入に頭でっかちとなって時が過ぎていってしまうことはもったいないです。

RPAは手軽に始めらるツールであり、かつ使いこなせば強力な改革ツールと成り得ます。


もし、まだ利用したことがないということであれば無料で利用することが可能なツールもあるので利用してみることをおすすめします。

ご質問等ありましたら気軽に書き込みください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では。



参考


UiPathアカデミー

実践あるのみという方、すでにある程度利用経験がある方はRPAベンダーであるUiPath社が提供している無料Eラーニングである UiPathアカデミー をオススメします。

2020年度にリニューアルされ更に体系的に整理されています。

UiPathは個人で利用する分には無料なので利用してみてください。

※書籍もあるようですがツールのアップデートが早いためおすすめしません

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