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UiPath Studio X ってどんな感じ?

Posted in ノート

Last updated on 2022年8月11日

最近はUiPathの開発環境も豊富になってきましたね。

使い始めた頃は UiPath Stuido 飲みだったのですが今では “Studio X” というタイプが加わりました。

Studio X とは、シチズン開発の推進を目的とした Studio よりさらに簡単に自動化フローを開発できる開発環境になります。

今回はこの Studio X について紹介したいと思います。

エーーーックス(X)


Studio X とは?

UiPath Studio が自動化フローを開発する開発環境であるように、 UiPath Studio X も自動化フローを開発する開発環境です。

従来の UiPath Studio は拡張性にも優れており他のRPAツールでは難しいような業務も自動化することができた一方で、デメリットとして使いこなすためには十分な知識と学習時間を必要としていました。

業務部門の方や非エンジニアの方が現場レベルですぐに利用を始めるにはすこしハードルがあるということですね。

そこで新たに登場したのがこの Studio X といえます。

Studio X は日常で利用するアプリケーションをコードを書くことなく自動化することができます。

Uipath公式 より

ただ良いことばかりではなく、高度な業務プロセスの自動化は難しいことや従来の Studio との相互の互換性はないこともあり、従来のStudioと使い分けを考える必要があります。

UiPathアカデミーによれば、業務部門の方が日常的に行う個人の業務を自身で自動化する際に Studio X を利用することを推奨しています。

いわゆる業務部門の方が開発を推進するシチズン開発です。

「自身で自分の業務を自動化したい、でも開発にはコスト(学習含む)をかけられない」そんなときの選択肢がこの Sudio X なるかと思います。


Studio X の特徴とアクティビティ

非エンジニアでも自動化フローを開発できるように、コーディング不要な開発を行えるよう工夫されています。

その分今までの Studio に慣れている方には少し違和感があるかもしれません。

Studio X の特徴をまとめると次のようになります。

  • わかりやすくシンプルなユーザーインターフェース
  • プログラミング知識不要な開発手法
  • ドラッグ&ドロップで操作
  • テンプレートが用意されている

Studio X ですが従来の Studio よりシンプルなインタフェースとなっており、機能も絞られています。

注目すべきは上部のリボンパネル内の機能の少なさと右側のプロパティの消失でしょうか。

加え変数タブもなくなっています。

非エンジニアの方でも使いやすくしたというのがすごく伝わってきます。

左側のパネルは見慣れない形式になっています。

従来の Studio ではここに処理を自動化する最小の部品であるアクティビティが個々のパーツ単位で並んでおり、それらをドラック&ドロップすることでワークフローを開発していました。

UiPath StudioX ではそれとは異なり「リソース(カード)」と「アクション」の2種類のアクティビティがあり、それらを組み合わせてワークフローを作成していきます。

  • リソース:アプリケーションの適用スコープを定義
  • アクション:実際の自動化処理

という感じに捉えてください。

つまり、Studio X ではアプリケーションごとにスコープを決めその中で処理を定義してあげる必要が出てきます。


プロジェクト ノートブック (Project Notebook)

Studio X の独自の仕様としてこの “プロジェクト ノートブック” というものがあります。

プロジェクト ノートブックは、ワークフロー内で利用する【日付】【文字列】【数値】【ファイル名】や【ファイルパス】の値を保持し、値を参照する Excel ファイルとして利用します。

自動化プロセスの実行中にデータを操作するために利用し、データの保存場所として使用することは推奨されていません。

下記はプロジェクトノートブックの【ファイル】シートの画像になります。

入力と出力という箇所に着目してほしいのですが、入力に対して操作を加えた結果を出力としています。

イメージとしては、従来のStudioで実施していた高度な変数処理をこのノートブック(Excel)に外出しし、Excelを使える方向けに簡易化したという感じかと思います。

Excelであれば、どんな業務部門の方でも馴染み深いですもんね。

このノートブックの出力はもちろん Studio X の各アクティビティから参照可能です。

Excelなら僕も使えるにゃ
いろんな関数でカスタマイズしてみるにゃーーーー


Studio Xの利用手順(Community)

Community版で Studio X を利用する方法を説明します。

結論から言えば、UiPath Studio と UiPath Studio X はプロファイルを変更することで切り替えを行うことができます。

すでに Studio をインストールしている場合は【スタート】→【設定】→【ライセンスとプロファイル】→【プロファイルを確認または変更】をクリックします。

すると、プロファイルを選択する画面が立ち上がるので 【UiPath Studio X】を選択します。

次のようにグリーンぽい?色の開発画面に変更されていれば無事完了です。


簡単な処理を実装してみる

せっかくなのでなにか実装してみたいと思い、プロジェクト ノートブック上で変換を加えた値を表示するという処理を実装してみました。

まず、リソースである【Excelファイルを使用】を配置し、対象のExcelファイルとしてノートブックを指定します。

続いて、今回はファイルシートの入力の箇所にファイルパスを書き込みたいので【セルに書き込み】のアクションを配置します。

配置をしたら [書き込む内容] と[書き込む場所] を指定するのですが、どちらも変数は必要なく下記のように選択で決める事ができます。

この辺は利用ユーザに合わせ徹底しているなと関心してしまいました。

最後に【メッセージボックス】アクションを配置し、出力から値を表示します。

ワークフローとしてはこんな感じです。

実際に実行・・・

今回はファイルのあるフォルダーパスを取得したので期待通り実装ができました。


最後に一言


今回初めてStudio Xに触ってみました。
簡単にかつ変数等の知識なしにワークフローが開発できてしまうので驚きでした。確かにこれなら業務部門の方が自身でワークフローを開発できるかもしれません。今後使おうと考えている方、参考にしてみてください。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

では。

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