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UiPath 製品一覧を一言でまとめてみる

Posted in Notes

Last updated on 2021年9月26日

どうも、エピックです。
UiPathのライセンス体系が4月1日より本格的に変更になるということを聞いたので今あるUiPathの製品の中で主要なものについてまとめてみました。もともとはStudioとRobotだけだったのに今ではこんなにあるのかのまとめながら感慨深かったです。


はじめに(オンプレとクラウド型)

前提としてですが今ではオンプレミスの環境だけでなく SaaS として提供されている UiPath Automation Cloud というものがあります。

これは UiPath Orchestrator が無償で SaaS として利用できるものという認識が一番わかりやすい気がします。

SaaSなのでインフラを管理する手間も省け、導入も素早くできます。

今まで後回しになっていた管理サーバー(Orchestartor)を初期段階で導入できるという点でよりガバナンスの効いたRPA管理体制を最初から組み上げることができるという点がいままでない良さだと思います。

この後紹介する製品は基本的にどちらでも利用できますが、一部の製品でOrchestartorの導入が必要になってくる点にご注意いただければと思います。


UiPath Studio

これはもうおなじみですね。

自動化ワークフローを開発するためのツールになります。

最近ではライブラリが色々追加されておりそれらを追加でインストールするだけでほとんどの業務を自動化するためのワークフローを開発できてしまいます。

また、様々なブラウザに対応しており IE はもちろん、 Chrome や FireFox といったまだオフィスではニッチなブラウザもサポートしています。

最近で、Studio X / Studio Pro という少し用途のことなった Studio の仲間がラインナップされたのでそちらも参考にしてください。


UiPath Studio X

Studio X も名前に "Studio" とついているように開発環境の一つになります。

通常のStudioよりあとに製品としてリリースされました。

位置づけとしては、通常の Studio をより現場の方向けにしたもの。

つまり、非エンジニアでも自動化ワークフローを開発できるように通常のStudioをよりシンプルに分かりやすくしたものになります。

そのため、機能としては通常の Studio のほうが優れているため、一部自動化が難しいといったこともあるようです。

ただ、そもそも用途が異なり社内展開をするようなワークフローは通常のStudioを使ってエンジニアが開発、各担当が自分のタスク周りを自動化する際は Studio X で素早く開発というような利用用途に明確な区分けがあります。

こちらの記事でSudioXにふれているので参考にしてみてください。


UiPath Studio Pro

Studio Pro は通常のStudioにテスト用の検証アクティビティを追加したもので Test Suiteと呼ばれる UiPath のソフトウェアテスト用のプラットフォームに属しています。

機能の拡張なので、通常のStudioとしても利用できます。

なので機能的に見ると Studio Pro > Studio > Studio X という感じですね。


UiPath Robots

これもおなじみですね。

実際に自動化を行うソフトウェアロボットです。

注意いただきたいのは「人が実行するのかどうか」に基づき区別されたロボットが2種類存在するということです。

  • Attended Robot
  • UnAttended Robot

Attended Robot は人が実行することを前提としているのに対し、UnAttended は人以外(例えばスケジューラ)が実行することも許可しています。

Orchestrator からの自動実行を前提とする際は、UnAttended Robot の購入が必要になります。


UiPath Orchestrator

RPAの管理サーバー、統制サーバーというイメージが近いです。

社内のロボットの実行や実行結果、実行させるシナリオまで一括で管理することができます。

ガバナンスを効かせたRPAの導入には初期段階から運用していくことが望ましいと私は考えています。

その点で意味でも SaaS である Automation Cloud は(ビジネス的な意味で)非常うまいな思ったりしてしまいます。

その他にもキューのような分散や実行の待機、アセット機能による重要情報の管理ができるなど機能としては盛りだくさんです。


UiPath Insights

UiPath Insights は Orchestrator の情報をより詳細的に分析・見え化する製品になります。

Orchestrator に蓄積されているロボットの利用状況、プロセスの実行履歴などのデータを利用し、RPAの運用/管理に必要な状況の把握、ビジネス判断に必要となる成果の可視化を実現します。

最近流行りの見える化だけでなく、その先の予測まで行えるという点で面白いなと感じています。


UiPath Action Center

個人的にですがこの製品は面白いなぁと感じています。

どういう製品かというと自動化を行う際に途中で人の判断を介入させそれに基づきロボットが後続処理を行うという、ロボットのみの自動化ではなく人+ロボットで自動化を実現します。

承認、エスカレーション、例外処理など、人が判断を下すべき意思決定要素がオートメーションのプロセスに含まれている場合、UiPath Action Centerを使用すれば簡単に人の承認業務などをプロセスに入れ込むことが可能になります。

UiPath公式サイト

人の実施している業務って単純に見えても分岐が多く複雑であるというのが実態だと思っていますし、だからこそRPAの導入がなかなか進んでいないのだと思います。

この Action Center は判断は人が下すが実行はロボットというように日本のオフィスにおける自動化でもっと最適な解なのではないと考えています。

また、タスク・フォーム のような機能もあり非常に面白いのでまた別の機会に紹介したいと思います。


UiPath Task Capture

タスクをキャプチャー(捉える)するという意味で Task Capture です。

UiPath Studio にレコーディング機能があったと思いますが、文書作成にも適用したものというイメージが近いです。

例えば、Task Capture を利用すると「画面のどこをクリックし何を入力するのか」のような手順を手順書に落とし込んで出力することができます。

もちろん XAML 形式でも出力することができるのでそのままStudioで開発ということもできます。


UiPath Process Mining

Task Capture が一つの処理内容に閉じているのに対し、Process Mining は業務プロセス(例えば請求書処理)全体を対象としています。

様々な システムログデータを取得し、それらを利用することで業務プロセスを可視化し、現状の業務プロセスや課題の把握、問題のあるプロセスの特定、課題に対する原因の分析を実現する製品です。

利用用途としては「どの業務にRPAを適用するべきか」のような、対象業務の洗い出しに利用されるのではと考えます。

また、RPAは一旦おいておき最近流行りの業務プロセスの見直しの一ツールとしても利用が検討できるかと思います。


最後に


いかがだったでしょうか。
最近は製品が増えすぎてRPA単体では説明しきれなくなってきました。
「業務をどう効率化するか?」「そのためにどの製品を利用するのか」ここまで提案できることこそ今のRPAエンジニアに求められていることのように思います。
ともあれ Action Center は結構面白いのでどこかで紹介できればと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

では。

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