Last updated on 2022年8月13日
UiPath ロボット単体のアクティベート・ディアクティベートに困った経験はありませんか。
本記事ではLicenseTool を利用したUiPathのアクティベーション方法およびディアクティベーション方法について紹介したいと思います。
コマンドを打ち込んでいく形式なので少し知識が必要になります。
本記事では、UiPath Ver 2021.4.3 を使用しています。
Contents
UiPath.LicenseTool
UiPathのアクティベート、ディアクティベートには UiPath をインストールした際に同時にインストールされる LicenseTool を利用します。
実行は、Windows標準のコマンドプロンプトまたは PowerShell で行います。
普通にコマンドを打ち込んでいく形式です。
UiPath公式
UiPath.LicenseTool.exe
は、ライセンスをオンラインまたはオフラインでアクティベーションし、ライセンス情報を更新できるコマンド ライン ユーティリティです。このユーティリティは、既定でC:\Program Files\UiPath\Studio
フォルダーにあります。
[オンライン] アクティベート・ディアクティベート
アクティベート
オンラインでアクティベートする場合のコマンドおよびオプションは次のようになります。
activate
アクティベート用のサンプルコードを記載します。
UiPath.LicenseTool.exe activate -l XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
次のように表示されればアクティベート成功です。
License registration state: ActiveLicense
License successfully activated!
ディアクティベート
オンラインでディアクティベートする場合のコマンドおよびオプションは次のようになります。
deactivate
ディアクティベート用のサンプルコードを記載します。
UiPath.LicenseTool.exe deactivate
次のように表示されればディアクティベート成功です。
License registration state: NoLicenseAvailable
License successfully deactivated!
[オフライン] アクティベート・ディアクティベート
アクティベート
オフラインでのアクティベートには、オフラインでTokenを生成したあとオンラインに接続可能な端末からアクティベーション ポータルへアクセスしライセンスファイルを生成する必要があります。
- オフライン上の端末でトークンを生成
- オンライン接続可能な端末でポータルヘアクセス
- トークンを打ち込みライセンスファイルを生成
- ライセンスファイルを用いて端末をアクティベート
下記は、Tokenを生成するコードになります。
activation-request
トークンを生成するサンプルコードを記載します。
UiPath.LicenseTool.exe activation-request -l XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
次のようにTokenが生成されれば成功です。
Activation Token: <ここにTokenが表示される>
Go to https://activate.uipath.com and paste the activation token in the dialogue box to generate the license file for offline activation.
ディアクティベート
オフラインでのディアクティベートもアクティベートと同様に、Tokenを生成しオンラインに接続可能な端末からアクティベーション ポータルへアクセスしディアクティベートを実施する必要があります。
- オフライン上の端末でトークンを生成
- オンライン接続可能な端末でポータルヘアクセス
- トークンを打ち込みディアクティベート
下記はオフラインでディアクティベートを実施するコードです。
deactivation-request
トークンを生成するサンプルコードを記載します。
UiPath.LicenseTool.exe deactivation-request
次のようにコードが生成されれば成功です。
Deactivation Token: <ここにTokenが表示されます>
License successfully deactivated locally!
To release the license on the sever side and use it on another machine, go to https://activate.uipath.com/deactivate and paste the deactivation-request.
最後に
LicenseTool を利用した UiPath のアクティベート・ディアクティベートの方法についてでした。もしオフラインでのアクティベート、ディアクティベートについて迷われている方がいれば参考にしていただければ幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
では。