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【UiPath】 ライセンスの全体像

Posted in RPA, and UiPath

UiPathのライセンス形態についての解説になります。


UiPathのライセンスには、無償で使えるCommunityエディション、エンタープライズ(トライアル)、エンタープライズの3つがありますが、今回解説するのは一般的な企業で導入する際のエンタープライズについてとなります。

(言い換えれば、有料のライセンスについてとなります)


UiPathは、他のRPAツールとはことなり開発環境と実行ロボットにおいて、ライセンスが分かれています。

そのため、他のRPAのツールと金額等比較される場合注意してください。


ライセンスの大分類

UiPathのライセンスは、開発環境・ロボット・管理サーバーにおいてライセンスが分かれています。


ここで簡単に整理をしておくと製品と役割はそれぞれ次のようになります。


ライセンス種別 詳細
UiPath Studio ワークフローを開発するための開発環境のライセンス
UiPath Robot UiPath Studioで作成したワークフローを実行させるロボットのライセンス
UiPath Orchestrator スケジュール実行、ユーザー管理、ログ管理等トータルで管理を行うことが可能な管理サーバーのライセンス

そのため、基本的に社内にUiPathを導入する際は、UiPath StudioとUiPath Robotは合わせて購入する必要があります。

※実行だけの場合は、この限りではありません

  • 導入効果(時間効率、労働コスト)が目に見えて違う
  • 本格的な運用管理が可能となる
  • 他のアプリケーションと連携した、一歩先の自動化が可能となる(ex. スマホ→チャット→Uipath→チャット 等)
  • 導入に際し再度運用ルールの変更が必要となる二度手間を避けることができる
  • Orchestratorを前提とした開発ルールで進められる

Studio(開発環境)のライセンス

Node-Locked(NL) ライセンス、・Named-User(NU) およびConcurrent(CU)ライセンス3種類があります。


NLライセンスは、端末に結びつく一般的なソフトウェアと同じと考えてください。

一方、NUライセンスは、OS上のユーザーに結びつくライセンスで、ユーザーが切り替わると利用できません。


CUライセンスは、同時実行数を管理するライセンスで、Orchestratorを導入している場合にのみ利用する事ができます。


ライセンス種別 詳細
Node Locked PCに紐づくライセンス。インストール先のPCが同じであればユーザー数は問わない。 ただし、同時アクセスを行う場合は、その人数分のライセンスを購入する必要がある。
Named User ユーザー単位のライセンス。複数の端末にインストールし利用する。 ただし、同時に実行できるのは1ライセンスにつき1台のみ。 (※非Orchestrator環境の場合、利用デバイスを切り替えるたびに該当デバイスにて手動でディアクティベート/アクティベート必須)
Concurrent User Orhcestratorの導入が前提となるライセンス。 サーバー側で利用中の端末数を適宜監視し、ライセンス数以内であれば端末を問わず利用することができる。 言い換えれば、端末関係なく同時実行数で管理をするライセンス形態。

Robot(ロボット)のライセンス

ライセンスの説明の前に、ロボットにはAttended と Unattended ロボットの2種類(+α)があることを理解しておく必要があります。


簡単に説明するとすれば、Unattended はサーバーからの実行が可能なロボットであり、Anatteded 人が実行を行わなければならないロボットになります。

Attendedを拡張したのがUnattendedであり、価格も Unattended > Attended となります。


UiPathロボットにも、Node-Locked(NL) ライセンス・ Named-User(NU) ライセンスに加え、Concurrent(CU)ライセンスがありますが、UnattendedロボットではNUライセンスは利用できないので注意してください。


種別 商用利用 詳細
Attended ユーザーイベントによってトリガーされ、同じワークステーション上において有人で動作。 Orchestrator と連携して、プロセス展開と実行ログを集中管理が可能。
Unattended ロボットは仮想環境で人手を仲介せずに実行され、任意の数のプロセスを自動化することができます。 Attended ロボットの機能に加えて、Orchestrator によるリモート実行、監視、スケジュール実行、ワークキューをサポート。
Development 不可 Unattended ロボットの機能を持ちますが、開発目的で Studio を Orchestrator に接続するときにのみ使用可能。
Non Production 不可 Unattended ロボットに似ていますが、開発およびテスト目的でのみ使用可能。

ライセンス種別 詳細
Attended Robot
Node Locked PCに紐づくライセンス。インストール先のPCが同じであればユーザー数は問わない。 ただし、同時アクセスを行う場合は、その人数分のライセンスを購入する必要がある。
Named User ユーザー単位のライセンス。複数の端末にインストールし利用する。 ただし、同時に実行できるのは1ライセンスにつき1台のみ。 (※非Orchestrator環境の場合、利用デバイスを切り替えるたびに該当デバイスにて手動でディアクティベート/アクティベート必須)
Concurrent Orhcestratorの導入が前提となるライセンス。 サーバー側で利用中の端末数を適宜監視し、ライセンス数以内であれば端末を問わず利用することができる。 言い換えれば、端末関係なく同時実行数で管理をするライセンス形態。
Unattended Robot
Node Locked PCに紐づくライセンス。インストール先のPCが同じであればユーザー数は問わない。 ただし、同時アクセスを行う場合は、その人数分のライセンスを購入する必要がある。
Concurrent Orhcestratorの導入が前提となるライセンス。 サーバー側で利用中の端末数を適宜監視し、ライセンス数以内であれば端末を問わず利用することができる。 言い換えれば、端末関係なく同時実行数で管理をするライセンス形態。

Orchestrator(管理サーバー)のライセンス

2019年10月よりOrchestratorのライセンス形態が変更されました。


従来のライセンスが、Orchestrator Standard となり、新たにエントリモデルとして Orchestrator Basic が追加された形となります。


このBasicモデルの追加のおかげで、導入初期段階でのOrchestartorの導入が可能となりました。

BasicからStandardへの変更は可能であると聞いているので、UiPathの導入を検討されている方はOrhcestartorの導入も検討したほうが良いと個人的には考えます。


ライセンス種別 詳細
Orchestrator Basic Robots の集中管理の初期段階に導入するための最適な管理製品ライセンス。 Robot,Studioはそれぞれ5つまでしか接続できずテナントも1つしか持てない。 その他の機能差分については特になし。
Orchestrator Standard エンタープライズレベルのRPA環境を実現する管理製品ライセンス。 従来のOrchestratorライセンスがこれにあたる。

まとめ

UiPathのライセンス形態について、簡単に解説をしてみました。


少し複雑となっていますが、社内で利用される際は基本セットとして、開発環境+ロボットを購入すれば良いとの考えで問題ありません。


ただ、個人的なおすすめとしては、Orchestratorを導入しての本格的な自動化に取りんでほしいと考えております。

エンタープライズ版のトライアルも可能なので、是非試してみてください。


ご質問等ございましたらコメントへお願いしますφ(゚-゚=)


では、最後までお読みいただきありがとうございました。


参考

UiPath Studio -ライセンスについて
UiPath Robot -ライセンスについて
UiPath Orchestrator -ライセンスについて
UiPath Orchestrator

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