Last updated on 2023年2月24日
どうも、エピックです。
このサイトでは、私の仕事柄よく利用しているUiPathについてふれてますが、そもそもUiPathそのものについて説明していませんでした。
良い機会なので簡単にまとめてみたいと思います。
UiPath とは、UiPath という会社が開発、提供しているRPAです。
Contents
UiPathとは
そもそもUiPathとは、UiPath社が開発・提供しているRPAツールです。
2015年に正式に米国にて法人化されたようです。
2017年に、アジアを含む各国に販路を伸ばしとありますが日本への本格的な営業を始めた時期であり現在の社長である長谷川さんが就任された時期です。
ちょうど日本でRPAが魔法のツールのように騒がれたときとかぶりますね。
また、ツールそのものについてですが、世界的にかなり大きな評価を得ています。
昨年度、発表されなガートナーのレポートでも圧倒的な地位に属していました。

UiPath の提供形態
UiPathの利用形態ですが、基本年間契約のサブスクリプション形式です。
年間ライセンスというような言い方が一般的かと思います。
UiPathでは、有償ライセンス・トライアルライセンス(60日間)条件を満たせば無料で使えるCommunityrライセンスの計3種類のライセンスが用意されています。
特徴的なのは、個人のRPA開発者および小規模事業者向けに無料で利用できるCommunityライセンスが用意されている点です。
そのため、個人の利用敷居が低く、他のRPAツールとは違い非常に検証や試供利用が行いやすくなっています。
そのためかオープンコミュニティが盛り上がっており、ノウハウが非常に透明化されています。
有償ライセンス
商用目的で利用できるライセンスです。有償となりますが、すべての機能と充実したサポートを受けることができます。
購入についての詳細は、UiPath社HP記載の各代理店へお問い合わせください。
エンタープライズ用評価版(60日)
すべての機能を試すことができるライセンスで、機能面は有償ライセンスとの差分はありません。
利用期間は60日間となっています。
もし「社内の別の部署がすでに使っていた」「再度拡大に向け検証したい」と事情があれば、サポートへ連絡することで対応いただけるそうです。
Communityエディションとの大きな違いは、下記の点になります。
- オフラインアクティベーションが利用できる(※クラウド版を除く)
- バージョンのアップデートが任意(安定版を継続利用利用できる)
- UiPathサポートへの相談
Communityエディション
個人ユーザーや一定の条件を満たす組織な無償で利用できるライセンスです。
オンラインアクティベーションのみであり、UiPathサポートを利用する事はできません。
また、バージョンについてはβ版のような位置づけであり、安定版の先行検証として常に最新のバージョンに自動でアップデートが行われます。
とはいえ、基本的な機能は揃っており、開発・実行とすべて利用可能です。
なお、こちらのライセンスを利用できるのは、UiPath社が定める下記の条件に当てはまっている場合のみとなります。
従業員が250人未満で、売上高が500万ドル未満の組織(関連会社を含む)の場合は、非本番利用だけでなく本番利用することができます。Enterprise Cloudでは、追加の本番利用Robotsに容易にライセンスを付与することが可能です。
UiPath公式より
全体的な概要は、公式サイトに記載されている下記のとおりとなっています。
UiPath のエコシステムについて
エコシステムという言い方が正しいかわかりませんが、開発・導入をすすめる上でUiPath社が提供しているサイト等をまとめてみます。
UiPathアカデミー
UiPathについて、学ぶことができる無料のeラーニングです。
2020年4月より体系が整理されより分かりやすくなりました。
いくつかコースがあるのですが、基礎能力の証明である「RPAデベロッパー基礎基礎プログラム修了証明書」を取得することを最初の目標としすすめることでスキルアップが望めると思います。
今後は、UiPath Studio X のコースも開設されるとのことで私も取り組んでみようと思います。

UiPathコミュニティフォーラム
ユーザー同士で疑問を解消するコミュニティです。
海外発とのこともあり、英語の掲示板が多いですが、ここ最近は日本の掲示板も活発となってきています。
基本的にUiPathに関連する質問なら何でもOKそうなので、もし開発時やライセンス等の情報に不明な点があった際は利用してみてはいかがでしょうか。
UiPathドキュメントポータル
UiPathの製品ごとにドキュメントがまとめられています。
今までサイト上分かりづらいところもあったのですが、こちらかなり整理されました。
「問題が発生した」「正確な情報が知りたい」等あればまずこちらを参照するほうがよいです。
なんと言っても公式ですからね。
UiPath マーケットプレイス
企業やユーザが開発した独自の連携用のワークフローやプロジェクトの入手ができるマーケットです。
一部、連絡が必要なものもありますが、基本無料で利用することができます。
一度みてみるのも面白いかもしれません。
なお、ダウンロードを行った場合、その営業担当に連絡が行く場合もありますのでご注意を。
最後に
UiPathは、RPAは業界の中でもリーダーのポジションに位置しており、世界的に認められたRPAツールです。無料でのトライアルもあるので試してみるといいかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では。