Skip to content

遂に、UiPath Studio Xがきた!

Posted in RPA, and UiPath

度々UiPath社によりアナウンスされていたStudioXがついに、最新のプレビュー版利用できるようになっています。


試しに利用をしてみたのでその感想を書きたいと思います。



StudioXとは

StudioXとは、従来のUiPath Studioが比較的エンジニアよりであったのに対して、業務部門の方つまり非エンジニア向けに開発されたUiPathの開発環境となります。

コーディングのようなスキルを全く利用せずに自動化を行うことができるメリットがあります。

変数やデータテーブルのような考えは、見事に隠蔽されていました。


一方で、アクティビティについては、業務で比較的よく利用するExcel・Outlook等に限定されています。

そのため高度な自動化を行いたい方には少し渋いかもしれません。


互換性については、StudioXで開発したプロジェクトは、従来のStudioで利用することができます。

従来のStudioで開発したプロジェクトをStudioXで利用することはできません。


StudioXの利用方法

現在UiPathをインストールしている方は、プロファイルの変更から開発環境をStudioXへ変更することができます。

スタート画面の [設定]-[License and Profile] と行くと [ライセンス詳細] とあるのでそれをクリックします。

対象のライセンスを選択後、UiPath Studio・UiPath StudioX が選択できるので、迷わず StudioXを選択します。



画面の変化

全体的に淡い緑色となっており、通常のStudio(青)と一見で区別がつきます。


まず、上部のリボンパネルですが、比較した画像が下の画像の様になっています。

アイコンが限られており、レコーディングや画面スクレイピング等の機能が一切なくなっています。


新しく[Excelワークスペースを開く]というボタンが追加されています。

これは、StudioXで追加された変数に変わる概念となります。

下記で説明をしていますのでそちらを御覧ください。


次に左のアクティビティパネルを見てみましょう。

左に大枠でのカテゴリ化がされており、その中に限られたアクティビティのみが配置されています。


実際、今まで開発を行ってきた中で、決まったアクティビティを多用してきたのではないでしょうか。

それらに限定し、より業務部門向けにしたのがこのStudioXとなっています。


また、ここのアクティビティについても、不要なプロパティ上のパラメータ設定は表示されないようになっています。


気になった変化点

個人的に気になった変更点は次のとおりです。

変数の隠蔽

データテーブルの隠蔽

条件式やフォルダ指定等の簡素化

画像認識、構造認識のマージ

変数の隠蔽

従来のStudioでは、変数という非エンジニアにはとっつきにくい概念を扱っていましたが、StudioXではそれを取っ払っています。

代わりに追加されたのが、Excelワークスペースという方法です。


ワークスペースという難しい言葉を使っていますが、変数の代わりをエクセルで行いますよということです。


StudioXでプロジェクトを作成すると、プロジェクトフォルダ内に Excel_Wrokspace.xlsx というファイルが自動で作成されます。

中を確認してみると、色々書き込みがされていますが、ここに必要なデータを追加するまたは書き換えることで変数のように扱うことが可能となっています。

例えば、ファイルの読み込みを行いたいと行った場合には、そのファイルの絶対パスを入力する必要がありますが、上記画像上の Filename の横のセルと指定してあげるだけでよくなります。

この辺のファイル選択や指定についても、StudioXでは非常にお手軽にできるようになっています。


データテーブルの隠蔽

StudioXでは、エクセルデータの取得・繰り返しにおいて、データテーブルという概念は隠蔽されています。


従来は、エクセルデータの繰り返しの場合は、データテーブルの各行の繰り返しを行いその中でカラムを指定してあげる必要がありました。

またその際ですが、少なからずエンジニアスキルが必要とされました。


StudioXでは、エクセルの繰り返しにおいて専用のアクティビティが用意されており、取得する際もA列、B列のような単純な指定が可能となっています。



条件式やフォルダ指定等の簡素化

数式を入力しなければならなかったアクティビティがすべてGUIでの選択式へと変更されています。

わかりやすい例が下記の画像の条件分岐です。

今までは、「>」「<」等比較演算子を必要としていましたが、プルダウンでの選択が可能となりました。

(WinActorに近くなりましたね)

またフォルダ選択も、GUIで対象を選択できるようになりました。


画像認識、構造認識のマージ

従来はクリックアクティビティを例にすると、通常の構造でのクリック、画像クリックと区別されていたと思います。

StudioXでは、この区別がなくなり、クリック一本似統一されています。


なお、詳細設定の画面でセレクター・画像またアンカーの追加が可能となっています。

この辺はまだ、詳しい検証ができていないので今後に期待してください。


StudioXのアクティビティ一覧

StudioXのアクティビティを一覧にしておきました。

従来のStudioでは、何百とアクティビティがあり、正直探すのが大変だったという方もいましたし、最初その数に圧倒されていきなり拒否反応を示す方もいました。


StudioXでは、アクティビティの数が絞られているのに加え整理もされており、エンジニアでない業務部門の方でもとっつきやすいのではないかと思います。


Excel

CSV

Outlook

システム

自動化

共通

その他



まとめ

ついに、StudioXが利用可能となりました。

感想としては、機能が必要最小限に絞られているとともにプログラミング要素が隠蔽されているため、業務部門の方でも問題なく開発を行うことができるのではないかと思います。


これにより、いままでなかなか現場の理解を得られなかったシステム部の方も安心できるのではないでしょうか。


今後は、さらにStudioTなるものも予定されています。

また新らしい情報が入り次第アップデートしていきます。


では。



Be First to Comment

コメントを残す