どうも、エピックです。
プラモデルの塗装といえば、エアブラシですよね。
私は、このブログを始めたあたりに(3年くらい前?)に初めて塗装をしたのですが、その時からずっと充電式のエアブラシを使ってきました。
理由は価格が安くてとりあえず試してみたかったからです。
コンプレッサー式は場所もお金もかかるしでいきなりは踏み出せませんでした。
長年充電式エアブラシを使ってくる中で、塗装の際のコツなど溜まってきたのでまとめて紹介したいと思います。
エアブラシを考えているけど、コンプレッサーはちょっとという方参考にしてください。
充電式エアブラシは時短モデラーには最適だと思います
製作に使っているプラモデルの工具類はこちらにまとめてます。
充電式エアブラシとは
充電式エアブラシは、エアを吹き出すエアブラシ本体とエアを送り出すコンプレッサーが一体になったものです。
見た目は、スプレー缶に近く、サイズはそれより一回り小さいくらいです。
充電式のコンプレッサーなので充電しておけば、電源を確保する必要がなく好きな場所で塗装が出来ます。
もちろん充電しながらも使えます。
充電式エアブラシの特徴
充電式エアブラシの特徴は大きく「コンパクト」「安い」「静か」に集約されるかなと思います。
コンパクト
何よりコンパクトです。立てて置けるので保管に場所をとりません。
塗装の際もメリットを発揮し、省スペースでの塗装ができます。
安い
価格については、1万円を切っており6〜8千円の間が多いです。
普通にコンプレッサーや周辺機材を揃えると5万はしてしまうので、かなりお得です。
静か
何よりのメリットなのですが、全くうるさく無いです。
多少の音はしますが、ダブルアクションでエアを吹き出している時のみ稼働なので、使っていない時は全く音がしません。
エアブラシの導入で騒音を気にされる方(私も)には何よりのメリットかと思います。
充電式エアブラシのデメリット
2年近く使ったうえで気になった塗装作業に影響するだろうデメリットを紹介します。
エア圧が一定、そこまで高くない
コンプレッサー式に比べると最大エア圧は弱いです。
加え、エア圧の変更も出来ないです。
これがどこに影響してるかというと、吹ける塗料の種類やそれに伴うエアブラシの詰まり、またやりたい塗装の技巧(細吹きなど)が出来ないといったところに影響してきます。
人によっては致命的かもしれません。
私個人としては、特に吹き出せずエアブラシの先端が詰まってしまう問題には悩まされました。
付属のエアブラシが使いづらい
付属の0.3のエアブラシではサーフェイサーやメタル系を吹くのには限界があります。
これは先ほどのエア圧の関係で吹き出す力が弱く、また粒子が大きいので詰まってしまうことが多々ありました。
特にサーフェイサーについては、圧も関係し詰まりまくりで塗装どころではなく、ほとんどの時間をつまり解消に使うことになり、エアブラシは手間がかかるという誤った認識に囚われてしまいました。
デメリットを解消するノウハウ
先ほどいくつかデメリットについてお伝えしましたが、長年使ってきた私からそれらを解消するノウハウを紹介したいと思います。
大きく3つです。
- 溶剤はどちらかというと薄めにする
- エアブラシのキャップは外して吹く
- 0.5mmのエアブラシを調達する
溶剤はどちらかというと薄めにする
充電式エアブラシのエアを噴き出す圧力は、弱くはないですが強くもないです。
そのため、溶剤による塗料の希釈が足りないと噴き出せずに先端付近で固まってしまいます。
私の体感ですが、塗料 1 に対して、溶剤は 1.2〜1.5 くらい薄めると良い感じになります。
イメージとしては、ガラス内で塗料が張り付かないギリギリといった感じです。
エアブラシの先端は外して吹く
プロモデラーも実践している裏技ということで試したのですが個人的にはおすすめです。
先端がないので広範囲への塗装ができますし、先端キャップ内に塗料が詰まってしまう問題から解放されます。
ただ、ニードルが剥き出しになり危ないので、都度都度キャップをはめるように意識しておく必要があります。
0.5mmのエアブラシを調達する
充電式エアブラシにデフォルトで付属しているのは0.3mmのエラブラシがほとんどです。
これでも問題ないのですが、サーフェイサーやメタリックを吹こうとすると粒子が大きいために詰まってしまいなめらかな塗装ができないことがあります。
0.5mm のエアブラシを調達し、接続してあげることでこの問題も解決できますし、広範囲で塗装ができて時短にもなり、一石二鳥です。
最後に
充電式エアブラシはお手頃で初心者には最適です。
その分多少のデメリットもありますが、普通に塗装する分には問題ないと思います。
これからエアブラシをとはじめたいという方は充電式エアブラシも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
では。